suzumikiライブ


すず奴です~

直前ギリギリですけど、ライブのお知らせっ!

以下、イベントを主催している古田耕平さんの日記を引用しました。
なんだか文学のかほりがします。
フライヤーからも洗練されたにほひがします。
suzumikiが一番正統派なバンドっぽい感じだ。

suzumiki、新曲たっぷりやります。
コスはピンクのパイレーツです。
正統派コスプレデュオとして、奮闘しますわー
みきおの超絶(!)ギター、乞うご期待!!ですよ。
気弱なすず奴ちゃんを激励しに来てください。

$太ももサティスファクション☆

2010年6月5日(土)
音楽の試飲会2 ダダイズムとメルヘンの結婚
開場:17時30分
開演:18時00分
料金:1000円(+1ドリンクオーダー)

出演
・VELTZ/OR(ベルツ/オーケストラ)
 アナログテレビ6~8台を使ったパフォーマンスをするそうです。
・suzumiki(すずみき)
 コスプレトロンボーンと、超絶ギターのデュオ。
「Bikini Valley」という曲を、とにかく聴いていただきたいです。
・日本春歌考(にほんしゅんかこう/旧名:私の考えるジャズ)
 今回は、直江実樹さん、KO.DO.NAさん、秋房和伸さん(秋福音、Sebon)、安藤裕子さん、生死鴉くん、freakout fanclubなど、総勢15人くらいのオーケストラになる予定です。

◎Cafe FLYING TEAPOT
東京都練馬区栄町27-7 榎本ビルB1
西武池袋線江古田駅歩5分
都営大江戸線新江古田駅歩10分
03-5999-7971
http://www.geocities.jp/flyingteapot1997/index.html


◎「ダダイズムとメルヘンの結婚」 古田耕平(日本春歌考)

ダダイズムのことは、よく知りません。メルヘンのことも、よく知りません。でもこのふたつの言葉に、ぼくは憧れを抱いています。

ダダイズムは、シュールレアリズムよりも、子供じみてる気がします。メルヘンは、ファンタジーよりも、子供じみてる気がします。この「子供じみている」という言葉を、ぼくはこよなく愛しています。

子供は、ルールを破ります。マナーを破ります。予測不能なことをします。すぐに泣きます。すぐに笑います。すぐに寝ます。そして、単純で、可愛らしくて、元気があって、未来があります。

2010年という現在、わたしたちはあらゆるレヴェルで、袋小路に陥ってしまいました。大人たちが「良かれ」と思って築いてきたものが、ここにきて立ち往生し、悪いニュースばかりが目立ちはじめました。

大人たちの袋小路を打破する方法。それは、大人たちのルールなどをことごとく無視する「子供じみた力」じゃないか、とぼくは考えます。この考え自体が、子供じみてますね。

今回の出演者をならべた時、ふと、「ダダイズムとメルヘンの結婚」という言葉が、頭にうかびました。

この言葉は、日本のダダイストの先駆け・吉行エイスケの「アン・ダグリッパの結婚」という作品が元になっています。これはエイスケが妻・あぐりへの愛をダダイスティックなかたちで書いた小説です。

吉行エイスケ・吉行あぐり夫妻をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「あぐり」が、ぼくは大好きでした。

http://homepage2.nifty.com/homesweethome/agri/index.html

なにせ13年前に見たっきりなので、詳細は忘れてしまいましたが、エイスケが活躍し、34歳の若さで死んだのは、第二次大戦前夜のこと。

そんな時代に、世間の白い目などものともせず、ダダイズムと美容の世界を生き抜いたエイスケ・あぐり夫妻のことを考えると、なんだか元気が出てきます。今、思い出すべき人々のような気がします。

と、能書きは、これくらいにします。そんなことを考えているぼくが主催する音楽会ということで、お察しください。6月だし、ジューン・ブライドということで。ひとつ。

フライヤーの絵は、freakout fanclubの、ちみどろみちこさんの作品を使わせていただきました。みちこさんには今回も、日本春歌考に参加していただきます。ありがとね。




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