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すず奴のむにゃむにゃバークリー日記(夏セメ前の一時帰国編)

すず奴です。
気づいたら春セメも終わり、夏セメが始まってるよ!

春セメ終わってから乳がん手術後の定期検診も兼ねて日本に帰り、suzumikiライブを二回やり、韓国人のヤンとお寿司を食べ、萌ちんと月刊根本宗子や劇団ままごと「わが星」を観に行き、初めての文楽を鑑賞し、プーチンズのライブを観に行き、ボリショイsuzumiki新作の動画撮影をし、NARUTOを読みあさり、タカコちゃんとランチを食べ、マイトランペットを購入し、たをやめのサッコやうんPやまりなちゃんとご飯を食べ、都築響一さんたちとスナックアーバンに行き演歌を歌い、エレキベースのライブに出て、実家にて猫と戯れ、お通夜お葬式に帰国できなかった祖母の仏壇に手を合わせ、母と温泉に行き、友人の結婚式に参列し、またボストンに戻ってきた。

都築響一さんと山口’Gucci”佳宏さんとわたくし
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ワンマンショウにてユニコーンコス(1st set)
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ワンマンショウにて女神コス(2nd set)
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日本、すごく楽しかった。
日本ってこんなに楽しいところだったっけ?
いや違う、ボストンが楽しく無さ過ぎるんだ。
そして悪いのはもちろんボストンではなく、私だ。
私は、ボストンで自信というものを100%無くしてるみたいなのだ。

会いたかったよーと言ってくれる友だち、他の魅力的なイベントと時間帯が重なっているのにsuzumikiのワンマンショウをわざわざ観に来てくださるお客さま方、まさか同じイベントに出演させていただけるようになるなんて10年前の私なら信じられなかったであろう都築さんとイベントに出演したりご飯を食べたりしているシチュエーション、そしてあったかく迎えてくれる家族。

あれ?私ってこんなに友だちに好かれてたっけ?おかえりなさい、とか会おうよ!って言ってもらえるような良い人間だったっけ?他の良イベントよりも優先して観に来てくれる、そんなに良い価値のライブを提供できていたっけ?

混乱した。深呼吸して考えた。ボストンでの日々がとても窮屈で苦しくて寂しくて、もともと少な目だった自信が限りなくゼロになってしまったのかも、とハッとした。日本にいたときだって窮屈で苦しくて寂しかったけれど、日本にいたときの私はまだもっとリラックスして愛されて自信に満ちていたのだ。ボストンでの私は、会おうよって言ってくれるような友だちとの関係も、貴方のショウなら観に行くよって思ってもらえるような音楽も、何も作り上げていない。そこに自信が生まれるはずがない。

ボストンにいると、自分がほんっとうにちっぽけで、なんにもできなくて、そしてなんにもやろうとしていなくて、色んなチャレンジから逃げていて、そこにノロウィルス(結局春セメの間に4回かかった)も加わってきたり、TwitterやFacebookを弱音や愚痴で埋め尽くしてしまったり、もう自分が情けなくて哀れで、負の連鎖にぐるぐる巻き込まれてぐはぁーっ!!てなる。

秋セメに続き春セメも、他の学生のレコーディングやリサイタルの手伝いで忙しくて、寝る時間や自分のことをやる時間が削られたのが良くなかったんだろうなと思い、どのくらい手伝ったのか数えてみた。

2014秋セメ
レコーディング:12回
ライブ:4回
+プロジェクトバンド

2015春セメ
レコーディング:7回
ライブ:10回
+プロジェクトバンド

※授業で取っているアンサンブルのライブ・Recや、ギャラが支払われたRec・ライブは除いた。

回数、減ってない(o_o;)
Recはリハ無しだけど、ライブはその前に少なくとも2-3回はリハがあるから秋セメよりも春セメの方が手伝った時間が多かったことになる。ぬぬぅ。

夏セメこそ、「だが断る!」という意識で頑張ろう。このまま他人の手伝いばっかりしていたら、多分、鬱になる。

他の学生たちの手伝いをする上でのメリットは、言わずもがな校内での知り合いが増えること。あと、学生によっては素晴らしい作品を素晴らしいクオリティで作って来るので、その刺激を得られること。

デメリットは、時間ならびに気力・体力を奪われること。特にRecは学校の単なる宿題であることが多く、主催者側の学生もただのルーティンとしてしかとらえていない場合が多い。よって作品もクオリティも凡庸になり易い。思いのこもっていない曲やライブは、それだけで体力も気持ちも削られる。
※もちろん、学校の宿題である以上、編成や時間、使えるテクニックなどに制約や条件がかかるので凡庸になってしまうのは当然のこと。分かっているけど、関わる数に比例して体力や気力も削られてしまう。なので素晴らしい作品に出会えたときはその分「やったー!」ってなるし、演奏が好きな生粋のミュージシャン気質の人なら数をこなすことを楽しめるのかもしれない。

それと、自信が無いのをどうにかしたい。自信をつけるには気力が足りないから、これ以上自信を無くすシチュエーションを減らそう。つまり、外に出ない。へへへ^o^;

最後に動画を二つ、どうぞ。

5/13@六本木新世界「目眩くナレーション・レコードの世界」に出演したときのsuzumikiライブダイジェスト動画◎
suzumikiショウ「ピエロのズズとアンクルミック」


そして買ったばかりのトランペットを門司港で吹いたよ、の動画◎
suzuyakko show@門司港