すず奴です。
バークリー2015年春セメスター始まりました。
私にとっては2学期目。
噂には聞いてたけど、雪がハンパねぇよボストン。
始まって3週間しか経ってないのに、大雪(ストーム)で既に4日も休校になった。
月曜午後の授業なんて立て続けに3回休講。恐ろしやスト~ム◎
今回はスカラシップ(奨学金)について・・・
私、Al Natale Brass Scholarship 2015を獲得いたしましたっ!!
す す す す げ ー ! ! !
自分でも信じられない。
このスカラシップ、ボストンの金管奏者の発展に尽力して来られたトランペット奏者Al Natale氏によって設立されたもので、バークリーに通うブラス(トランペット、トロンボーン、チューバなど金管楽器)の生徒が対象となってます。金額は3,000ドル。
もっと詳しく説明すると、
・2015年の春セメスター以降も在学予定(つまり2015年春で卒業する生徒は対象外)
・フルスカラシップを取得していないこと
が条件。既にフルスカラシップをもらってる人はもらう必要がないので対象外なのね。
一次審査はレジュメと録音データ2点。
レジュメには「これまで自分がバークリーやボストンの音楽シーンにいかに貢献してきたか」をつらつらと記載し、録音はsuzumiki(Desperate Funk)とたをやめ(ありがとうのうた)を提出。たをやめの録音物やYouTube、こっちでもめっちゃ役立ってます・・ありがとうたをやめオルケスタ(涙)
一次審査の後は最終審査。
3人のファイナリストが、ライブ形式で最終審査を受ける。
持ち時間は一人15分間。
ライブの模様がUSTのアーカイブに残っているので興味ある方はどうぞ。
私は1分30秒頃からロックスタイルで登場するよー。あんま映ってないけどw
Al Natale Brass Scholarship Concert (Feb.3rd, 2015)
勇気を出して見てみたんだけど、いやー、ひどい!!
ひどすぎるw
こんなんでよく勝ったなぁ・・なんでだろう。
本当にただラッキーだったんだと思う。
というのも、ファイナリスト3人のうち一人がなんと病気で棄権になって、トランペットのChristian Contiという素敵なミュージシャンと一騎打ちになった。
私はクリスチャンの作曲したビッグバンド曲を何度か演奏したことがあって、彼の個性とか、声とか、美しいオリジナル曲とかすごく好きなのです。ちょっとエキセントリックで面白い人なんだ。
なんで一騎打ちになって、まぁ勝てる気とか全くしなかった。正直言って。
なんで勝ったのか・・多分クリスチャンが大幅に時間をオーバーしたからじゃないかと推測してる。15分の持ち時間なのに25分くらいやってたからなぁ。そういうところもほんと面白いんだよなぁクリスチャン。
何はともあれ、コンペティションに勝てたっていうのはちょっと自信につながったし、コンペティションに出場する際に勉強になったことがたくさんあって良かった。
勉強になったこと:
・自分の得意な曲を常に数曲持っておく。
・一緒に演奏したいと思える生徒をあらかじめ探しておく、仲良くなっておく。
一次審査通過からファイナルまで10日しかなくて、しかも審査通過の連絡があった日から3日以内に伴奏者の名前とやる曲を事務局に伝えなければならなくて、ちょう焦った。さらにストームの時期でばんばん学校が休みになってしまい、リハも3回流れてすごく気をもんだ。自分の得意な曲があると安心だし、気心の知れたメンバーと一緒だといろんな意味で心強い。
そして、
・私はジャズが得意じゃないし多分向いてない。w
いやほんと、阪大のジャズ研にいたときからずーっと感じてるジャズと自分の間にある違和感の正体ときちんと向き合って、解明しようと思う。これからの大事なテーマ。
これはコンサート後の打ち上げ模様。
みなさまありがとうございました!
3月に授賞式があるらしいので、授賞式レポを3月頃にまた書きます◎
とにもかくにも、すごく疲れたけど、良かった。
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おめでとうございます.
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>cinnamonさん
ありがとうございます◎