すず奴です。
無事手術も終わり退院しまして、今自宅で静養中です◎
胸の痛みも日を追うごとに楽になってきてほっとしてます。
手術のときの話を早く書きたいんですが、昔のことほど早く忘れちゃうの
で時系列に沿って「代役問題勃発」のときのことを書きます。
■9/5
アメリカの友人からまたメールが来た。
例の、10月にsuzumikiでアメリカに来て欲しいって言っていた友人。
先日、乳がんが見つかったので行けないというメールを送った後すぐに
「分かった。残念だが、すずの健康が第一だ」
という承諾の返事をもらっていたので「またメール送って来るなんて一体
どうしたんだろ?」と思いながらメールを開く。
そこには衝撃的な言葉が。
「君が出られなくて残(ry
どうしてもsuzumikiに出て欲しい。
すず、君の代役が務まる人を誰か推薦してくれないだろうか」
ま さ か の 代 役 依 頼 ! !
はぁ!?って思うのと同時に、私の脳裏には最近知り合った素敵な女性
リョコさんのことが一瞬で思い浮かんだ。
若くて容姿端麗、コスプレに抵抗無い(普段ピンナップガールやってる)、
トロンボーンも上手、ダンスも歌も出来て英語とドイツ語も堪能。
私よりも大いなる輝きと存在感を放つであろう姿が瞬時にイメージできた。
ああ・・・きっと素敵だろうね・・・ふふふ・・・
ひと通りイメージを巡らせた後、私の中で一気に負の感情が噴出した。
んもーーー!なんでなんでなんでなんでなんで!
私だってアメリカ行きたかった!仕事したかった!
もう二度とこんなチャンス巡って来るはずないよ!
留学に続いてまたチャンス逃しちゃったよ!
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しいーーっ!!!!
しかし側にいたダンナは冷静で「しょうがないよ、代役候補見つかって
良かったじゃない。アメリカにはまた行けるよ」なんて至極当然のことを
淡々とおっしゃってくれるもんだから
そ ん な こ と 分 か っ て る っ つ う の !
しょうがないのも、素晴らしい候補がいてありがたいのも、
アメリカにもまたいつか行けるだろうってこともよくよく分かってる、
正論だって分かってる、
でもそういうことじゃない。
私のこの悔しさは正論では解消しない。
私がその企画に参加できないっていう悲しい現実は、正しい答えなんかで
埋め合わされるものじゃないんだーーーーっ!!
って泣いて叫んで身の置き場が無くなって家を飛び出した。
星が綺麗だったとか、あら少し涼しくなったのねとか、そんなことはどう
でもいい。
ザ・不条理だ。私の大っ嫌いな不条理だ。悔しい。悔しい。猛烈に悔しい。
嗚咽をもらしながらコンビニに行ってアイスを買って、ゆっくり歩きなが
らアイスを食べた。ゆっくり歩かないと食べ終わる前に家に着いてしまう
から。
もう少し若かったら友人のバーに駆け込んで泣き酒したりしたんだろう。
コンビニでアイスって・・子どもみたいだな。
正直に言うと、友人の企画が本当に実現するかどうかさえ最近まで半信半疑
だったし(J氏、ごめん・・)、仮に実現したとして、suzumikiが参加でき
なくても大した問題じゃないだろうと思っていた。
なのに実現する、代役探して欲しいって聞いただけで悔しさ大爆発させるな
んて、私も本当に身勝手というか現金というか。
その後、リョコさんには代役を喜んで引き受けてもらい、みきおと顔合わせ
したり3人でリハしたりコスチュームを一式お貸ししたり、した。
それらの作業は楽しかったし、みきおとリョコさんの珍道中wを想像すると
つい笑ってしまうし、現場を想像してワクワクもするのだけれど、本当に
私は業が深いというか卑屈というかなんだろう、常に心のどこかに未処理の
悔しさや悲しさや妬みがあってチクチクと心が痛んだ。
こういう妬み?とか、マジほんっといらないんですけどー。
負の感情を早く乗り越えられる大人になりたい。切に。
ちなみにこのsuzumikiの渡米は渡航費もギャラも出るちゃんとした仕事。
詳細はまだ書けないけど、すごくワクワクする内容です◎
発表できる日を皆さまも楽しみにお待ちください。
次回は入院前に友人たちから勇気づけられた話を書く予定です。
入院、手術の話はその後で。るーん◎
代役問題勃発、すず奴ついに大爆発!?
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