もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら。もしドラ。


すず奴です。
今日は快晴!
ちょっくら外出してやらぁ!って気分になりますね。


今、バンドのリーダーたちにも支持を集めている本を、私も
読んでみました。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎 夏海 署(ダイヤモンド社、1680円

$太ももサティスファクション☆


「もしドラ」と呼ばれる本書、タイトルどおりの内容です。
可愛いイラストとともに、ラノベ?といってもいいくらい平易な
設定と文章と文体で描かれています。
読み易いです。


ヤパニ!というブラスロックバンドでリーダーを張ってるルミエ
(かつて太ももでルミエールとして活躍してくれた女豹)も、
「胸のつかえがとれた」「説明すると長くなっちゃうことを的確に
正確に簡潔に表現してくれてる」「泣けた」と大絶賛。
ドラッカーの引用集を別途購入して熟読し始めたほど、多大な影響を
及ぼしたみたい。

そして私は。

「マネジャーに必要なのは【真摯さ】である」

この一文を読んで、正直、気後れしてしまった。
マネジメントの大変さと、高潔さを実感したから。


インディーズバンドのリーダーは、マネジャーでもある。
私が太ももサティスファクションのリーダーだったとき、確かに
「がむしゃらな【真摯さ】」はあった。
でも何でも自分でやろうとしたし、誰かに手伝ってもらうときはすご
く申し訳ない気分でいっぱいになった。

実際は、ルミエールやジャッキーはもちろんのこと、メンバーのみん
なにいっろいろたくさん助けてもらってやっとバンドを運営できてい
たのだけれど、「手伝ってもらう」っていう気持ちでいた。
「一緒にやる」っていう気持ちじゃなかった。
雑務も含めて全部自分でやるということが、リーダーである責任を果
たすことなんだと思い込んでいた。
もっと言うと「全部自分でやってるリーダーなあたしって素敵だわ」
っていうナルシシズム。

リーダーがプレイヤー兼マネジャー兼ディレクター兼プロデューサー
をやるのって、バンドの発展を阻害する要因になる。
インディーズバンドのリーダーはどうしてもそれら複数の役割を兼業
してしまいがちだし、それがリーダーたる者として「正しい」と思っ
てしまいがちだけど、そうじゃない。

ひとが複数集まる組織において、役割は分担した方がいい。
もちろん完全に分けることはできない場合もあるけど、一人が全部
背負うとどうしても独善的になってしまう。

小さな些細な問題も、誰かと共有した方が突破し易いし、誰かに任せ
ることでお互いが楽になれる。


マネジメントは適材適所。人材を活かし、責任を分担してともに成長
すること。

できてなかったなーと思う。


小さいですがsuzumikiも組織。
太ももメンバーに比べたらめっちゃ頼りないみきおも、suzumikiの
大事なメンバー。
suzumikiのマネジメント、いっちょ頑張ってみます。





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