すず奴です。
ボストンは本日(11/2)、初雪が降りました。寒いよ~
ミッドターム週間も終わって(私はあと一個テストが残ってるけど)、少しほっとしてる感じです、みんな。
さてさてのんびりペースのバークリー日記、やっと4週目。9/22~26。
っていうか、もう覚えてません。この時期のことw
なので4、5週目のことをまとめて書きます。9/22~10/4。
大きなイベントとしては、
9/29にオーディションを一つ受けた。
10/3にエスペランサがバークリーに来てコンサートをやったので、聴きに行った。
ということかな。
私はオーディションというものが大の苦手で、まぁオーディションが得意って人もそんなにはいないとは思いますが、でも機会を与えられたら受けて立ちたくなるのがプレイヤー魂というもの。
1-2週間前、トロンボーンの学生全員にオーディションのメールが送られて来た。
著名なペルーの歌手スサーナ・バカをフィーチャーしたコンサートを11月にやるけど、まだトロンボーンが決まってないから、興味ある人はオーディション受けてね。受ける人は自分が演奏してるmp3かyoutubeのURLを2つ、送ってね。という内容。
Susana Baca
suzumikiとたをやめのYouTubeを送って、オーディションを受けた。
オーディションは、2曲、バンドと一緒に曲を演奏するという方法で実施された。サイトリーディング(初見)とインプロビゼーション(アドリブ)をチェックされていたように思う。バンドで演奏する協調性みたいなものも見られてたのかもしれないけどよく分からない。トロンボーンは2人しか受けに来てなかったので一騎打ちみたいな感じになった。汗
私は初見もソロも全然ダメだったんだけど、なぜか受かった。
何を評価されたのか見当がつかない。あまり上手じゃないプレイヤーを求めてたってことなんだろうか・・?
ともかく、オーディションに無事受かってほっとして、その週の金曜にはエスペランサスポルディングのコンサートを聴きに行った。
エスペランサは皆さんご存知のとおり、バークリーの卒業生。
ベースも、歌声も、曲も、ステージ構成も、もう全てが美しくて、そしてエスペランサ自身が美しいオーラをばんばん放っていて、ああ、この人は地球上で最も美しい生命体だと思った。
全てが美しかった故、彼女が「私は自分が女性であることを前面に押し出した活動はしたくない」というようなことを言ったとき、あぁこの人はもうなんか色々超越してるんだなぁ・・とため息をつきつつも、前面に押し出さなくとも、彼女のフェミニンな魅力はどうしても溢れ出してしまうね、と思ったりもした。
エスペランサはトリオでツアーを回っていて、ボストンでは特別にバークリーの学生たちと競演してくれた。私も知っている学生たちがエスペランサと一緒にステージに立って、まるでおしゃべりをするように演奏してるよ!バークリーって、やっぱりすごいなぁ。
Esperanza Spalding
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さてさて、宿題の話がのびのびになってますが、今回も宿題以外のことを書きますYO!!
私の周囲の学生について。
私の周りにいる興味深い学生を紹介していきますよ!
Aちゃん(中国人)
カナダだったかオーストラリアだったかの高校を卒業したばかりの18歳。
色白、黒髪ロング、細い身体に眼鏡の美人。
彼女とは2つ授業が一緒なのだけど、最初、ぜーんぜん打ち解けてくれなかった。
なんというか・・ツンツンしている。
容姿ともあいまって、まるでアニメの黒髪眼鏡美少女ツンキャラ。(デレなところはまだ見てない)
ちょっと話しかけても「あっそ」って感じでいなされる。私の低い英語力のせいじゃないと思う。誰に対してもツンツンなの、彼女。
そんなツンな彼女、見かけるたびに何か新しいものを身につけている。
マーチンのブーツだったり、モンクレールのダウンジャケットだったり、新しいMacのケースだったり、ゴールドがまぶしいブーツだったり。
そして授業中、いつも何かを検索してチェックしてる。ヘアサロンだったり、おかゆの作り方だったり、ベンツだったり・・え?ベンツ?
確か免許取る準備中って言ってたけど、免許取ったら新車のベンツ乗るの・・かな・・。
Aちゃんの今後のキャンパスライフから目が離せない。
頑張ってこれからも話しかけるよ!よろしくAちゃん!
Bくん(アメリカ人)
練習室でフルートを練習してたら現れたBくん。「ヘーイ!俺もフルートなんだ。一緒に練習しようぜ」
私まだフルート吹けないけど・・まぁいいよって狭い練習室に招き入れると、「ブルースやろうよ」ってFのブルースをおもむろにピアノで弾き始めた。
ピアノめっちゃ上手い。
え、ブルースとか吹けないから!って言っても「いいからやろうぜ」って断れず、しょうがなくなんとなくぷひぷひ吹いた。
はっきり言って全然吹けなかったんだけど、「グレート!次はCのブルースにしよっか」って満面の笑みで褒めてくるBくんのポジティブシンキング、見習いたい。
その後、お互いに既婚者であることが分かると「今度ダンナと一緒にうちにおいでよ!チキン好き?グレート!フライドチキンごちそうするよ!」って笑顔で言ってくるBくんの恐るべしフレンドリーさ、見習いたい。
そんなBくん、今もたまに練習室で会うと一緒にブルースを吹こうって誘ってくれる。いい人だ。
Cくん(韓国人)
あるクラスで一緒になったCくん。何かのタイミングで先生から既婚者であることがばらされ、親近感をもった私が一方的に話しかけて仲良くなった。
Facebookに結婚式のラブラブな写真を載せていて、奥さんのことをいつも愛情たっぷりに照れながら語る愛妻家。
ある日、クラスで「アメリカ人の学生と飲酒の問題」が話題になって、「学生のレイプがアメリカの大学では問題になっています」って先生が言ったとき、「レイプ?」ってきょとんとしてgoogle翻訳で翻訳しようとしたCくん。
言葉の意味を知って「オーノー!」って打ちひしがれていた。彼は敬虔なクリスチャンだ。
話すたびに伝わる彼のピュアネスは、私のやさぐれた気持ちを正の方向に補正してくれる。
楽器も上手なので近いうちに一緒にバンドやりたいな。
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まだまだ個性的な学生がたくさんいるので、随時ご紹介して参りますっ。
そうだ!10/4にコスプレしてソロ演奏したのでその動画を最後にあげておきます◎
シュール!
ではではまたー◎
すず奴のむにゃむにゃバークリー日記(第4-5週目)
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