すず奴のむにゃむにゃバークリー日記(第2週目)

すず奴です。

以前と比べたら2mmくらい前進した気がします、英語が。
忙しくても毎晩小説をちょっとずつ読んだり、教科書を音読したり、英会話の本を読むようにしたのがちょっと効果出てるのかな。引き続き頑張ります◎

さて、第2週目。
アンサンブルのクレジットで気を揉みまくった一週間でした。


9/8(月)、授業がスタート。
私は週5日のうち4日間、朝9時から始まる時間割になった。
新入生はだいたいそんな感じで毎日9時にせっせと通っていると思う。

時間割についても興味ある方が多いと思うので、記載しておきます。


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Mondays
9-10am Ear Training2
11am-1pm Original Composition Ensemble (rating5)
2-4pm Rainbow Big Band
4-6pm Artistry, Creativity, and Inquiry

月曜はイヤートレーニングと、アンサンブルが2つと、ACIという一般教養の授業。

Original Composition Ensembleは生徒が作ったオリジナル曲を持ち寄って演奏するアンサンブル。次週、まず私が自分の曲を持って来ることになっちゃって、ひゅ~^0^;w

Rainbow Big Bandは、私のプライベートレッスンの先生でもある偉大なPhil Wilsonがかつて率いていたバークリーの伝統的なビッグバンド。
昨年なのかな、フィルからTia Fullerというこれまたカッコいい素晴らしい女性サックス奏者に指揮が移り、演奏する曲も刷新されて新しく生まれ変わった感じ。

Phil Wilsonといえばまさにレジェンド。
観てくださいこのプレイ。もう卒倒するよ私は。
フィルのソロは4:12から。

Woody Herman Big Band – Caldonia – 1964



そして現在のRainbow Big Bandはこんな感じ。Tiaカッコいいです。

Berklee Rainbow Band



Tuesdays
2-4pm Concert Jazz Orchestra
4-5pm ESL3 (English as a Second Language)

火曜日は一番らくちん。アンサンブルとESLがあるだけ。

Concert Jazz OrchestraはJazz Composition majorの有名な先生、Greg Hopkinsが指揮するビッグバンド。メンバー全員めっちゃ楽器がうまい。
セカンドを吹いていた方が卒業しちゃったらしく、私は運良くたまたま参加することができた。
幸運に感謝!
寺久保エレナさんも参加しています。

Berklee Concert Jazz Orchestra



Wednesdays
9-10am Ear Training2
11am-1pm Brazilian Music Styles
1-2pm Mtg with English tutor
2-3pm Harmony3
6-8pm Jazz Composition Ensemble

水曜が一番長い日。
イヤートレーニングと、Brazilian Music Stylesというブラジル音楽を学術的に学ぶ授業、チューターとのMtg、ハーモニー(理論)と、アンサンブル。

Brazilian Music Stylesは敬愛するFernando Brandao先生の授業で、宿題がけっこう大変だけど意欲的に参加してます◎
先生のフルート、ちょうすてきな音色!!

Rosa Passos with guest Fernando Brandao



チューターはESLに付随するもので、ネイティブの学生が50分間、宿題見てくれたり英会話につきあってくれたりする。なんと無料で受けられる。(チューターの学生は学校からバイト代をもらえる仕組み。)チューターとのMtgは第3週目からスタートしました。

Jazz Composition EnsembleはJazz Compositionを専攻する学生のオリジナルを演奏するアンサンブル。Jazz Compositionの学生の曲って繊細で難解という印象。


Thursdays
9-11am Arranging1
11-12am Private Lesson by Phil Wilson
2-4pm Concert Jazz Orchestra
4-6pm Project Band


木曜はアレンジとプライベートレッスンとアンサンブル。後半からproject bandっていう、学生がアレンジの授業で作るアレンジを録音するためのバンドに参加しました。奨学金をもらってる生徒がボランティア(クレジット無し、任意)で参加するもの。毎週数曲から20曲くらいの作品をレコーディングしたなぁ。初見もしくは2回くらい通して終わり、という初見力が鍛えられるクラスでした。

Fridays
9-10am Ear Training2
2-3pm Harmony3
3-5pm ESL3

金曜はイヤートレーニングとハーモニー、ESLだけ。アンサンブルはなし。
ESL終わって2時間くらい個人練したらもう気分は週末!開放感でいっぱいになる不思議。

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こんな感じです。面白いでしょ!
本来はアンサンブルの授業は1つしか取れないのだけど、トロンボーンは学生数が少ない上にビッグバンドやオーケストラで数の需要があるため、かけもちしている人が多いです。(在学生計25名)
私は4つ(+プロジェクトバンド)やってます。

単位(credit)の面から言うと、degreeが1セメスターで取得できる最大数は16クレジット。
それ以上受講することもできるけれど、追加でお金がかかってしまう(1クレジットあたり$1,338)ので、みんな16クレジットに抑える努力をします。

私の場合、FIXした時間割をもらったときに既にクレジット数が17になっていてめっちゃ焦った。
アンサンブルを一つ減らさなければいけないのだけど、新入生はサイト上から授業を減らすことが許されていないし、どこに行けば減らしてもらえるか分からないし、周りの人に聞いても?って感じで(これは私の英語力が低いのも多分に影響している)、焦った。

9/10(水)にとりあえずRegistrar officeに行ったら「あー、君はESL受けてるから17でも大丈夫だよ」とのこと。ESLはバークリーの単位にカウントされないというか、なんだろう、サービスクレジット的なものらしいので、ESLを受講する1セメスターに限ってクレジットが17になっても追徴されないらしい。

やったー!ってほっとして練習室でぶひぶひ練習してたら「トロンボーンがいなくて困ってるので参加してくれませんか」ってメッセージが来て、のこのこと顔を出して楽器吹いて、そのままそのアンサンブルのメンバーになった。

しかし私の英語のせいでまた問題が。私がよく分からないままに「Yes」言ったためにさらにクレジットが追加されてしまいクレジット数が18に!

オー、マイ!

9/12(金)にまたRegistrar office行ったら「あー18はダメだね、でもここで削除できないからEnsemble Departmentに行ってね」って言われ、Ensemble Departmentに行ったらなんかすごく機嫌の悪い先生が入り口にいて、居並ぶ生徒たちに「NO」を突きつけ続けてて(第1セメスターでは原則的にはアンサンブルの変更ができない。でもアンサンブルを変えて欲しい生徒たちがひっきりなしにやって来るから、キツく対応していたんだと推測)、恐る恐るアンサンブル減らしたい旨を伝えたら、案の定?めっちゃ怒られた。
多分私の英語ry ..なんだけど、怖かった。その後削除の処理してもらう際も「あなた17クレジットよ?1つ超えてるのよ?あとで文句言って来てもEnsemble Departmentは責任とりませんよ」って言われたりしてむきゅ~x0xってなった。w

あとはアンサンブル引き受け過ぎたが故に早速sub(リハトラ)を探さなきゃならないシチュエーションになったりして、前述したとおりトロンボーンは人数がそもそも少ないしまだ知り合いもほとんどいなかったので、ちょっとだけ胃が痛くなったりした、そんな第2週目でした。


今回も長くなったー。
バークリーの人に読まれると恥ずかしいけど、なんかもう恥ずかしいとかそういう感情も薄れて来た今日この頃。少しだけアメリカナイズされてきたのかな。w

次回は第3週目以降、宿題に追われまくるすず奴の軌跡を一緒にたどるぜ、Bro!



夕日がきれいだなー!



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